「偉大なる京都大会」
左から大塚武男先生,出張,警視庁剣道師範 西川清紀先生
 このHPのリンク集にも登録している島野先生のHPで京都大会のことを知りました。我が家は,伝統的な日本の農家であり,ちょうど京都大会が開催されるゴールデンウィークは,伝統的にクボタ田植機(四条植え)で田植えをする慣わしとなっております。ところが,島野先生のHPに書き込まれた京都大会の内容が,あまりにも今の私には魅惑的であり,どうしても京都大会に行きたい,いや,今行かなくては私の剣道人生は終わってしまうのではないか,などと勝手に思いこみ,田植えの作業を両親,妹夫婦,叔父に頼みながら,心の中では「すまぬすまぬ」と詫びつつ京都大会見学を決行しました。
 文明の利器と申しますか,インターネットの時代とはありがたいもので,島野先生の掲示板を通じてたちまち全国の剣士の皆様方と知り合うことができました。とりわけ千葉の大塚武男先生との出会いは,京都大会見学を一段と素晴らしいものにしてくれました。大塚先生とは,聖護院御殿荘で二泊させていただき,私がこれから剣道にどのように向き合っていけば良いのか,身をもって教えていただいたと思っております。また,大塚先生を通じて,全日本を3度制した警視庁の西川清紀先生,全日本剣道道場連盟事務局長で明治大学剣道部監督の宮澤美一先生に引き合わせていただき,私の剣道人生の中でもこの上ない思い出となりました。
 さて,演武では日本の剣道の最高峰を堪能することができました。実際に,警察剣道で活躍された方々が,この京都大会は勝つことがすべての目的ではなく,正しい剣道を武徳殿で披露することに意義があるのだ,ということを言っておられました。剣道を志す者であれば,一度は訪れておくべき場所であると強く思います。また,インターネットを通じてご縁のできました西村先生,島野先生,田伐先生ともお会いでき,素晴らしいお人柄に触れさせていただくことができました。(田伐先生から頂いた日本酒は本当に美味しかったです。)
 伝統的な日本の田植えは,やっぱり来年もゴールデンウィークに行われることでしょう。しかし私は,来年も是非京都大会で素晴らしい先生方に学びたい,と思っています。

う〜ん,今から悩ましい。
(2000/6/7)
第48回京都大会の模様は,田伐先生のHPをご覧ください。
第48回京都大会
第49回京都大会

武徳殿にて

七段審査(京都市体育館)
 事務局長のつぶやき
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