03・ミクロの時代


ヒトはミクロの時代を覚えている!?


電磁波はガンマ線からX線、光、赤外線、マイクロ波、電波、と波長の変化に応じてそれぞれ呼び名がついています。

すべて電子の振動を伝える波のことで、媒体中でも真空中でも伝播してゆきます。熱も輻射熱(放射熱)といいますから、熱そのものが伝播すると思っていたのですが、そうではないのですね。

何に限らず温度が高いということは、構成している分子が盛んに動いている(振動している)ことに他なりません。電子レンジなどもマイクロ波を照射することでご飯やお酒の分子を振動させて温めています。

太陽からが地球に到来する電磁波のある領域に赤外線がありますがこの領域が物体の組成にちょうど合致したサイズの波で、物体や人体にこの電磁波が当たるとその部分が共鳴振動させられ、すると組成分子は盛んに動き始め結果温度を作り上げることになるのでしょうね。

私は釣りが好きでよくスプーンのルアーを持って出かけます、あるときスプーンのペンキを塗り替えたのち、焼付け塗装を施してペンキを強化しようと試みて電子レンジの中に入れましたそれも釣り針を付けたまま…スイッチオンの瞬間バチバチと火花が飛び散りビック!

取り出してみると釣り針の先端の細く尖ったところだけが溶けていました。太い部分はなんともありませんでした。聞くところではアルミ箔なども火花が発生するといいます、電子レンジのマイクロ波に対応するサイズなるものがあることを知りました。ちなみにオーブンを使用するのが正しい。

人が寒いと感じるときにブルブル震えるのは、じつは人体の組成分子を振動させようとしているのでは‥。 遥かな昔に動物が1ミリに満たない微生物であった頃、寒さをしのぐために自身を震わせることがちょうど赤外線の波長と合致していたのでは‥‥。赤外線は波長が0.0007mm〜1mm位だから話は合っているような気が‥!

だって動物に進化して後に知った運動ならランニングのほうが確実でしょう、温めるのにブルブルは非効率。でも体は先に震えが始まる‥‥不思議ですね‥

   2008.5.19 

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