巨大望遠鏡のアイデアです。
望遠鏡は宇宙空間に設置するのがタイヘン有利ですね。無重力のため反射鏡がゆがまない。観測追尾が正確にかつ省エネでできる。宇宙だから天候に影響されないし、観測範囲が格段に広がる、空気の揺らぎがないから画像が鮮明などなど…。
アメリカはハッブルほかの観測機器が名声をほしいままにしていますが、日本だって負けずにやりましょう!アメリカのお世話にならない日本独自の方法で成し遂げたいですね。しかもお金をかけない経済望遠鏡を…。で…、考えてみました。それが上の図です。
お金をかけないように、反射鏡はゴム製にします。直径80mのゴム風船をヘリュウムガスか何かで81mくらいに膨らませます。宇宙空間ですので内部気圧は地球の数十分の一でもパンパンにふくらむでしょうから、そんなに大きなボンベを携行しなくてもいいだろうと思われます。その内側の奥は水銀などで塗装されており反射鏡として使います。
放物面ではないので像の周囲がすこしゆがむかもしれませんが、これは地上のコンピュータの画像処理で修正します。画像もフルカラーではデータ量が膨大になるので、R・G・Bのグレイのデータで転送します。
焦点は可動式の観測機を通信で細かく動かし焦点位置を合わせます。全体を通しているアングルは釣竿の振り出し式になっており、宇宙に出てから伸ばします。
この望遠鏡の方向変更や観測対象の追尾は、本体取り付けの歯車で行います。
この歯車の動力と観測機の調整動力とアンテナと太陽電池の方向変え動力と通信の電力は太陽電池で補充します。太陽の反対方向を向くと電池パネルが隠れる欠点があります。
宇宙では静止軌道や地球追尾軌道を取りません。これをおこなうと結果的にゴム風船が変形しますので一切フリーの状態にします。
つまり打ち上げた後は、地球に落下しようが、金星に落下しようが、太陽に向かおうが、一切ほっときます。よって移動のためのエンジンや燃料も積み込みません。最初の打ち上げで出来るだけ地球から遠ざけます、それだけとします。
どうしても移動が必要なときは、ボンベのガスの噴射を利用します。
宇宙線や太陽の磁気嵐などで風船に穴が開き球面保持が不可能になれば廃棄とします。また1年のうちには間に太陽が割り込む時期がでてきますが、そのときは通信がとぎれます。まあ半年稼動できれば良しと出来るくらいに経済的に作りたいですね。
日本で発達しつつあるロボット技術をいかんなく発揮し、打ち上げ前の風船の格納では、これまた日本で独特の文化をもつ折り紙の技法が大いに役立つと思います。
もしうまく行けば、つぎは200mの風船に取り組みましょう。こんなのが出来ればすごいでしょうね。何が見えるのだろうか?
2008.8.3
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