10・遠心力を言うのを止めよう。

多く見られる子供への説明です。

遠心心力とは、外に向かって働くのことです。たとえば、自動車でカーブを曲がれば、外側に行こうとするが 体に働くのを感じます。このが遠心力です。バケツを勢いよく振り回すと、重力よりも大きい遠心力が働きます。そのために水はこぼれ落ちることなく回転してしまいます。

これを↑こちらに↓して 子供の将来を守りませんか。

乗っている車が急に右に曲がりました。すると体は左に残ります。方向変更は車から人へと順番があるので、伝達がわずかに遅れていることで起こる出来事です。外向きのではありません。

車が角度1度ほど右に曲がれば、体は 新しい「わずかな左残り」となります。次の1度でも、その次でも、結局、右回りであれば 身体には「新しい左残り」が発生し続けます。バケツの水が 残り続けるのも同じ理由です。

あっ、大人も、

遠心力を使えば分かり易い!…のであれば、あなたも被害者。。向心力回転運動の「左残り」は、両方の座標系で見えます。
回転座標系内だけで感じる こそが作り物で、思い違いです。

一方の、引力周回運動の引力は、全ての位置に同時伝達されるので「わずかな遅れ」はありません、左残りや変形もありません。

再点検しましょう。

これらのことを「慣性力だよ」とまとめてしまうには無理があります。 向心力では「わずかな遅れによる左残りや行き過ぎ」を 慣性力としていますが、引力の場合はこれらがありません、慣性力も出現しません。 ※潮汐の海水移動は 慣性力ではありません、その位置本来の動き(流れ)をしているだけのことです。


   2022.6.4


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