25・太陽系の形成 <分子雲・降着円盤>

太陽系誕生理論の気になるところ


一般に言われている太陽系の成り立ちの過程は概ね次のようなものです……分子雲(ガス雲)の回転速度が都合よく変化しないと、太陽と惑星は、同じ分子雲から生成できないでしょうから、あえてそう記述しています。

天の川銀河の片隅で、星間ガスの一部が分離し分子雲となり、その中心あたりに存在した一つの天体(太陽の種)へ物質が落下を始め、この原始太陽が育つにつれて分子雲は「真空中なので円盤ガスの構成物に伝達性はないのに、また場所によっては回転の中心に引力源が存在しないことになる、不思議な」全体が回転する降着円盤となった。

「なぜか」円盤ガスは徐々に回転が速くなり、「都合のいい時期ではあったが」太陽が円盤ガスの物質をすべて確保する前に太陽への物質落下は少なくなり、回転の軌道上にあった「一番軽い水素まで太陽が多量に集めたにもかかわらず残っていた」重い元素の物質同士が集合を始め、「小惑星帯だけは別にして」原始惑星が出来始めた。

今度は「なぜか」円盤ガスの回転は速くなるのをやめたが、その回転の速度は「信じられない程の偶然と多くの場所とではあるが」太陽に近づきも遠のきもしないつり合う速さであった。

その後太陽が核融合で輝き始めると太陽風は、円盤ガスと、惑星たちの外縁にまとわりついていた流動物質を、より外側に吹き飛ばしたのである。

※赤文字の部分がたいへん気になってしかたありません?赤の部分をとばしても文章は読めますが…

   2008.6.30 

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