27・太陽に捕われた氷の天体
  <惑星の誕生が分子雲や降着円盤説ではない可能性>

彗星や惑星に多量の水が存在する!


地球が太陽に捕らえられたとするなら、そのときの地球は時折拝見する彗星のように大きな氷の塊であったかもしれません、外側に氷を分厚くまといそのため大きさは現在より遥かに大きかったのではないでしょうか。 

天王星や海王星くらいもある天体だったかも知れません。むしろ水星や金星、地球、火星いずれもそうであったろうと想定するほうがこの場合は自然と思えますね。

火星の例でいいますと…火星には河の流れた跡とおもわれる痕跡が何本も観測されています、しかし現在火星に水の海や湖はありません、極地に氷と思わしき部分が見えるだけです。

分子雲から火星が形成され同時に水も集積したのであるなら、形成中よりも遥かに安定しているに違いない完成後の火星でなぜ水が消滅してしまうのか、一旦は海や河が存在した証拠を残していますのでつじつまの合わないことになりますね。

地球もかつては氷の天体であったものが太陽の照射熱で溶けて外側に分厚い水の海をまとった惑星に変化したのでしょう。 さらに海水は地熱と太陽の照射熱とが合わさり長年をへて蒸発し少なくなっていったものと思われますね。(月が遠のくをご覧ください)

衛星として月は大きすぎる!?

現在の地球の大きさに対し月は衛星としては大きすぎるように見えます。他の惑星と衛星の兼ね合いを参考にしてもそのように感じられます。

ましてや地球は衛星を持つ惑星として最内側にあるため公転速度も速く、太陽に落下する月を衛星として捕らえるには小さすぎると思えます、そため月は最初惑星であったものがその後地球に捕らえられて衛星になったとの説もありますね。

しかしこれは地球が大きくて強い引力であれば解決するということでもありますね。

元々の地球はこの位置で月を衛星にしてもおかしくないほどの大きさがあったのではないでしょうか、芯の岩石は今の大きさで外側に膨大な水を持ち天王星や海王星をしのぐ大きさがあったのでは……

   2008.2.2 

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