クエーサーを探す旅に…
画像は日本の太陽探査船「ようこう」が太陽大気の活動を、可視光を封じて X線探知だけで撮影した写真です。
高速(高温)の自由電子が重元素(鉄など)に衝突すると鉄側からX線が発生します。
「ようこう」が撮ったフレアと呼ばれる太陽大気の活発な活動の様子は、太陽周辺に鉄の塵埃あるいは単独原子と自由電子がふんだんに渦巻いていることを示していますね。(多量の自由電子のことは「どうなっているの太陽」をご覧ください)
太陽に向かう隕石は途中で地球と出会い地球には毎日数百トンの隕石が落下しているといいます、地球の公転軌道の直径をもってする球面に相当させるとこの何倍になるでしょうか…
地球の隕石鉄でさえ小さいものは燃え尽きてしまうのですから太陽を厚く取り巻く濃厚 で高温の大気なれば、ことごとく燃え尽きて気化してしまい表面にたどり着く固形物は存在しないでしょう、1分子1原子にまで細分化されて漂うため大気は増えてゆくでしょうね。
ここでまたまた思うのですが……
白色矮星というのがあります、超新星爆発の後その中心部に誕生する小型の恒星ですが重元素を主要構成物としているため強大な引力かつ非常に高温で青白く輝く天体です。恒星の中では短い発光寿命と言われています。
白色矮星を取り巻いている超新星爆発の飛散物は星雲と呼ばれ、広く宇宙へ拡散し長らく(白色矮星の寿命よりは遥かに短い)高温を保っており そこから発せられる電磁波(光)によって観測ができます。
しかし十分に時間が過ぎると冷えてしまい星雲は光学・赤外線・電波望遠鏡などで 見ることができなくなり やがて白色矮星だけが単独で輝くことになりますが引力の働く範囲には岩石や鉄、水などが漂っていますから やがて これらは引き寄せられ隕石として降り注ぐこととなるでしょう。
超新星爆発にもよりますが他の場所に比べに重元素固形物が濃厚なので中には太陽より遥かに分厚い重元素の大気におおわれてしまうケースがあるでしょうね。
さて…
本題のクエーサーという天体ですが、大きな赤方偏移を示すため数億光年以上の遥かな遠方にあるとされ しばしば変光するのですが、そのような遠方にあるとすれば光度が異常に大きく、1点の光であるにもかかわらず1銀河に匹敵すると不思議におもわれていますね。
クエーサーの赤方偏移の原因はウィスカー(微細な鉄の塵埃のことで、これを通過した光は波長が少し伸びるという)かもしれないと言ったホルトン・アープという博士(1927〜)がいます。
それら問題の場所は広い領域とも思われていて、ウィスカーが見合うだけ多量に存在するとは考えにくいなどとされていますが、恒星を包むだけの範囲とすれば、またX線発生が太陽を数倍〜数百倍超える面積・規模(量)であれば、それはビンゴではないでしょうか。
白色矮星なら性能の良い望遠鏡をもってしても点にしか見えないでしょうし、厚い大気をX線望遠鏡で見るとして それが直径の数十倍もの厚さとしてもやはり点の認識でしかないでしょう。
光は青白く強いので遠方にあるとすれば強大な光源に思えてしまいますね。
外側を取り巻く厚い大気のフレア活動は変光の原因となるでしょう。
白色矮星は普通の恒星と比べ短命の輝きですのでやたらに数が多くならないことも似通っていませんか?
星雲が冷えてな〜んにも認識できなくなってしまい、後で赤方偏移だけをを知るからミステリーになってしまうのでは?
「ようこう」はアープ先生の論を証明しているのでは…
どんなものでしょうか?…
追記
光源を持たない強いX線放射源というのがありますが、更に時が過ぎれば矮星は光を断ってしまいます、でも大気の活動は盛んなままでしょうから そんなとこから出るX線放射なのでは…とおもうのですが……
2009.10.23
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